ドライアイの治療で多分一番使われている薬が、
ヒアルロン酸ナトリウムです。
ヒアルロン酸ナトリウムは、昔からあるドライアイに使用される成分で、
商品名で有名なものだと、ヒアレイン点眼液、ティアバランス点眼液が該当します。
ティアバランスはヒアレインの後発医薬品で、開発費がかかってないぶん値段がちょっとだけ安いです。
また指し心地が改善されてよくなっています。
以前は、0.1%配合のものしかなかったけど、最近は、0.3%配合されている濃いものもあります。
ヒアルロン酸ナトリウムは、保水性が高く涙液を安定化させ、もともとある涙を眼の表面に長く引きつけておく作用があります。
また、角結膜上皮障害治療用点眼剤として使われてるので、角膜の創傷に治癒促進効果もあります。
ドライアイだけでなく、角膜の傷や炎症にも用いられます。
この成分は市販の目薬にも含まれているものはあるが、市販薬の場合は、ドライアイに効く有効成分としてではなく、
目薬にとろみを付けて刺し心地をよくするための添加剤(製剤の粘稠剤)として、ちょっとだけ配合されているだけです。
市販薬の有効成分としてはまだ認められていません。
なので、
残念ながら病院のものと同じ濃度のヒアルロン酸ナトリウムは市販薬にありません。
必要であれば、病院で処方してもらいましょう。
こまめに受診するのが面倒であれば、消費期限は2、3年あるから多めに処方してもらうといいかもしれません。